研究部会のお知らせ

ヒューマンデザインテクノロジー研究部会より 勉強会(11/9)のお知らせ

デザインやマーケティングなどを考える際,なぜメンタルモデルを考えないのですか?

一例:人々は健康や糖尿病対策のため,食べ物の糖質量について潜在的に気にしていますが,

正確な情報を知らないため対策を考えていません(メンタルモデル).

しかし,スーパーのパン売り場で,すぐ無くなるのが低糖質のパンです.機会損失を起こしていますね.

各メーカは同じような種類のパンのブランディングを厳密におこなっています.

一方,潜在ユーザがかなりあると思われるのに,低糖質のパンの種類はごくわずかです.

健康になりたいユーザは多くいるのに,なぜ注目しないのでしょうか?

家電製品,生活用具(歯ブラシ,パッケージなど),人に対する見方なども同様で多岐にわたります.

講師

山岡俊樹,和歌山大学名誉教授,京都女子大元教授,学術博士,認定人間工学専門家

土井俊央,大阪公立大,生活科学部,講師,博士(工学)

講義内容

1.モノ・コトづくり,生活やマーケティングにおけるメンタルモデルの効用と活用方法(山岡俊樹)

2.人間中心デザインのためのメンタルモデル(土井俊央)

日時:2024年11月9日(土)15:30-17:30

方法:ZOOMによる開催

https://design-mentalmodel.peatix.com/view

参加費

① 感性工学会会員:無料

② それ以外の方:1,000円