感性計測評価部会
活動内容
人の仕組みや思考を把握することによって、人が快適に過ごせるモノや環境を創り出すことができることが感性工学の特長です。人の仕組みや思考を把握する計測方法を考究することを目的としています。さらに、人を知る方法に基づいて、快適な製品や社会環境を創る方法についても考えていきたいと思います。
主な活動
(1)大会時に美と健康のセッションを企画実施しています
(2)感性工学大学間研究室交流会を毎年開催しています
(3)感性に係る計測評価の標準化を主導し、ナイトセッションなどで勉強会を開催しています
2024年度感性工学大学間研究室交流会 発表者 & 聴講者 募集中!
2025年3月2日(日) 文教大学 越谷キャンパスで開催
感性工学大学間研究室交流会について
概 要
感性工学に関心を持って学んでおられる各大学の学生が集まり、研究発表を通して交流する会を毎年度開催しております。本会ですが、これまで、東洋大学、早稲田大学、日本大学、文教大学、信州大学の各研究室が参加し、ゲスト講師による講演や学生の研究発表および懇親会を行っております。感性工学をキーワードにして、文系理系関係なく、幅広い学生が集まり、意見交換や対話を通して、知識、理解力、情報発信力の向上、つまり、感性力の向上を目的としております。対話によって情報を共有し相互理解を深めることは、感性工学とって重要な要素です。それぞれの大学・研究室で感性工学を学ぶ学生たちが他大学の学生と交流することにより、対話による相互理解のすばらしさを体感し、自身の感性力の向上につなげて欲しいと考えています。学会大会での研究発表とは異なり、研究だけでなく、自主的な活動についての発表も受け付けます。自身の考え方や行っていることを人に伝えること、人との意見交換によって感性力を養える場となることを期待しています。卒業研究をこれからはじめる学部生の参加は、特に歓迎します
これまでの交流会の様子
スクール形式に座って、研究室紹介や特別講演を聴講します。研究発表の方法は、会場や参加者数によって異なります。ポスター発表で実施することもありましたが、最近は、発表ブースで、コンピュータ画面での発表形式が多くなっています。 発表会場は、参加する大学の会場を借りて実施しています。毎年開催される大学が異なります。これまでは、信州大学、早稲田大学、日本大学、東洋大学で開催しています。
★過去の記録 : 2023年度の開催案内
美と健康について
これまでに実施したセッションについて
感性に係る計測評価の標準化について
これまでに実施したナイトセッションについて
・第26回大会ナイトセッション
主 旨 : 感性に係る計測評価は、研究者の工夫によって行われているが、計測評価の規定がないため、恣意的に扱われている。どのように計測評価すればよいのか、どんな点の標準化を行えばよいのかなど、意見交換し、標準化の可能性を検討したい
(1)「感性計測四方山話」 大倉典子氏(中央大学)
(2)「心理評価はなぜ企業に受け入れられないのか」 澁田一夫氏(宮城大学)
(3)「公設試における感性計測の事例と課題」 山口穂高氏(岐阜県生活技術研究所)
(4)「新市場創造型標準化制度を活用した規格開発 ー換気カプセル形発汗計の事例ー」 百瀬英哉氏((株)スキノス)
部会への連絡・お問い合わせ先
代表者:上條 正義(信州大学)
連絡先:kamijo@shinshu-u.ac.jp