感性商品研究部会
活動内容
世の中には、多くの製品やサービスがあふれている。それらを購入して生活のなかで使用したり提供を受けたりすることで、われわれの生活は豊かになったり、快適になっていく。したがって、われわれ生活者に望まれ、市場で成功する製品やサービスを生み出すためには、使用する人間の立場での使い心地や受け容れられ方をとらえることが、企業におけるマーケティング活動の一環として重要である。 とくに、最近は社会全体が「人間重視・生活重視」の動きにあり、「感性の時代」とか「感性社会」という言葉が1つのキーワードとして多用されるようになってきている。このため、製品やサービスにおいても、人間の感覚や感性を問題にすることが多くなっており、感性商品、感性品質、感性評価、感性マーケティングなどということが頻繁に聞かれるようになってきた。そこで、日本感性工学会の研究部会の一つとして「感性商品研究部会」を設置し、感性商品とはどのようなものであり、どのように評価され、どのように創られるのかについて研究する。
代表者:長沢 伸也(早稲田大学大学院)
連絡先:nagasawa@waseda.jp